下町ロケット
ドラマ化されましたね。
明日からです。
知財の人間としては、おもしろそうなドラマだと思ってます。
小説は最後まで読んでないんですが、最初の特許侵害とか、特許に関わる話って、実はどの会社にも起こり得ることなんだと思うんです。
たまたまこの企業は特許もいくつか持っていますけど、多くの中小企業は特許すら持ってないのでは?
と感じています。
小説の中で出てくる神谷弁理士(弁護士)のモデルとなった先生の講義も受けたことありますが、素晴らしい先生です。単なる法律家ではなく、最初は開発の現場にいた方なので、話が法律からではなく、現場レベルの話をしてくれます。
このドラマをきっかけに、多くの中小企業にとって、特許を始めとする知財がどれだけ大事なモノであって、お金をかけるだけの価値のあるものか、を知っていただければと思います。
ただ、中小企業は、大手企業と違って、資金には余裕がないので、単に特許を取得するだけでなく、戦略的に権利範囲を検討しながら特許を取得する必要があるかと思います。
そんな時、自社で検討するのではなく、特許事務所を利用してください。
特許に関する知識がないと、せっかくお金を掛ける意味がなくなってしまいます。
製品のモックアップレベルから特許事務所を活用して、効果的(守りもできて、攻撃もできる)な特許を取得しましょう。
他の特許事務所ではどうか分かりませんが、私のいる事務所では打ち合わせ自体には料金が発生しません。
そんな特許事務所を利用してみてはいかがでしょうか?
特許事務所はいろいろな所があります。化学や医薬系に強い事務所、機械や電機に強い事務所、中小企業をメインとする事務所など様々です。
私自身が所属する特許事務所では、技術分野としては、だいたい全ての分野をカバーできると思います。
私個人としては、機械や電機、システム関連が専門です。
それと、前職では地方の中小企業で設計開発をしていたことから、中小企業のお客さんも担当してます。
特許事務所で働く人って、多くは有名大学出身だったり、大手メーカーに勤めてた人だったりと、中小企業の現場を経験した人は少ないように感じます。そういう意味では、私には、他の事務所の人にない強みがあると思ってます。
手前味噌ではありますが、こんな感じです。
他の特許事務所でも素晴らしい弁理士は多くいますので、お近くの特許事務所にお問い合わせください。
ご自身の会社に合った事務所はきっと見つかります。
特許事務所をうまく利用して、大手には負けない技術を持つ中小企業の知財が少しでも多く守られることを願っています。